プロジェクト毎にFlutter SDKのバージョンを切り替えたい。
FVM(Flutter Version Management)
https://fvm.app/
インストールした手順
Flutterの要件を満たしている前提。
https://fvm.app/docs/getting_started/installation をみる。
インストール済みのFlutterがあれば削除しておくのが安心。
MacOS
Homebrewパッケージから。
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Windows
スタンドアローンがお手軽。
スタンドアローン(推奨)
FVM自体のアップデートは手動になるけど、下記chocoをインストールするのが嫌ならこちらのほうがお手軽。
バイナリを取得する。
https://github.com/leoafarias/fvm/releases
適当なディレクトリに展開する(以下はユーザーディレクトリのtoolsとしている)。C:\Users\<username>\tools\fvm
環境変数PATHにC:\Users\<username>\tools\fvmを追加する。
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choco
chocoインストール
https://chocolatey.org/install
※fvmがwingetで取得できればなあ…仕方ない…
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ここまでがfvmのインストール。
使い方
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プロジェクトの設定
■Flutterプロジェクトを作成済み場合
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■Flutterプロジェクトが未作成の場合
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自動生成される.fvm\fvm_config.jsonをコミットすることで、チームでバージョンを統一できる。
VSCodeや.gitignoreの設定はこちら。
https://fvm.app/docs/getting_started/configuration
最後に、doctorで正しくSDKを認識しているか確認しておく。
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TIPS
エイリアス
FVM管理のFlutter SDKのコマンドを実行する際にfvm flutter XXXや、fvm dart XXXのようにfvmのコマンドが必要になる。
これはエイリアスで解決できる。
global化
プロジェクトとは関係の無いところでFVMで取得したSDKを使用したい場合、globalコマンドが使える。globalで指定したバージョンがfvm無しに実行できる。
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flavor
プロジェクトの中でも複数のSDKを切り替えることができる。
https://fvm.app/docs/guides/project_flavors
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betaとしてbetaバージョンを、prodとして2.10.1を指定した例。fvm flavorで切り替える。
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